農薬の使用-保護具

農薬を散布する際に着用すべき保護具の情報です。

農薬を散布するときにはどのような保護具をつければよいのですか。

農薬の製品ラベルの記載をよく読んで、記載通りの専用のマスク、保護メガネ、手袋、長靴、防除衣等を着用してください。また、「不浸透性」の防除衣や手袋を着用するよう書かれている場合は、それに従って下さい。
具体的な保護具の記載の無い農薬であっても、必ず、農薬用マスク・長袖長ズボンの作業着・手袋を着用するようにしましょう。

なお、かぶれが気になる人は、散布の際に市販の保護クリームを塗りましょう。

各種保護具はお近くのJA(農協)やホームセンター等で農薬用のものを購入することができます。

主な保護具には、次のような種類のものがあります。

  • 農薬用マスク(粉剤・液剤用):ガーゼなどではなく専用のろ過材でできた使い捨て式防じんマスクで、国家検定に合格したものです。【洗わずに保管し、汚れたり形がくずれたりしたら廃棄してください。】
  • 防護マスク(粉剤・液剤用):製品ラベルに「防護マスク着用」と指定のある農薬用です。ろ過材を交換できる取替え式防じんマスクで、国家検定に合格したろ過材のついたものです。【概ねシーズンごとにろ過材だけを交換します。】
  • 防護マスク(土壌くん蒸剤用):土壌くん蒸剤を使用する際の防護マスクで、国家検定に合格したガス用吸収缶のついたものです。【吸収缶にも寿命があり、概ねシーズンごとに交換するが、使用頻度が高い場合は交換時期に注意します。】
  • 不浸透性防除衣:表面に付着した液体が裏面に浸透しない素材でできたフード付の長袖の上着と長ズボンの作業衣です。
  • 不浸透性手袋:表面に付着した液体が裏面に浸透しない素材でできた手袋です。

詳しくは刊行物・書籍ページを参照下さい。

その他、以下のリンク先を参考にしてください。