農薬工業会について

ニュースリリース

総会懇親会を開催(5/15)

 総会及び記念講演会終了後、鉄鋼会館において懇親会を開催した。当日は会員会社の他、関係省庁、関係団体、報道関係者等約120名が出席し、和やかに情報交換が行われた。懇親会の冒頭、小池会長から挨拶があった。また、来賓を代表して農林水産省消費・安全局長の新井様から祝辞が寄せられた。

20190522_1.jpg

◆小池会長の挨拶

20190522_2.jpg

 このたび西本前会長の後を受けて、会長の選任をいただきましたクミアイ化学工業の小池でございます。

 ご来賓の皆様、会員の皆様には大変お忙しい中、農薬工業会総会の懇親会にご出席を賜り誠にありがとうございます。常日頃から、関係行政機関及び関係団体の皆様方からは当会活動に関し、ご指導、ご支援を賜り、また会員各社からは多大なるご協力をいただいていることに、高い席からではございますが厚く御礼申し上げます。先ほど、第88回通常総会が無事終了いたしました。また、日本ドローンコンソーシアムの野波先生には、農業分野で急速な普及が期待されておりますドローンの利活用について示唆に富んだご講演をいただき、改めてお礼申し上げます。

 本日の通常総会において、2018年度事業報告・決算並びに2019年度事業計画・予算が承認され、加えて役員の選任が行われました。 ここで、新執行体制をご紹介申し上げたいと存じます。
 冒頭申し上げましたように会長には私、小池が、副会長には、日産化学の本田さん、日本曹達の辻川さん、シンジェンタジャパンの的場さんに新たに就任いただくことになりました。専務理事の阪本さんは留任いたします。各委員会委員長として、技術委員長は住友化学の原さん、安全対策委員長は日本農薬の白岩さんに留任いただき、新たに広報委員長は北興化学工業の柴田さん、国際委員長は日本曹達の村橋さん、運営委員長にはクミアイ化学工業の中島が就任いたします。この新執行部が一丸となり、2019年度の事業計画を力強く推進してまいりたいと考えております。皆様方には、これまで同様のご支援とご協力、よろしくお願い申し上げます。
 また、退任されます西本前会長には副会長から通算6年間お努めいただき、多大なご貢献を賜りましたことに対し、会員を代表し厚くお礼申し上げます。また、同じく退任されます谷前副会長、栗田前副会長、貫前運営委員長、加藤前広報委員長、横山前国際委員長にも、ご尽力に感謝申し上げます。

 さて、2019年度の事業につきましては、農薬工業会基本方針に基づき、重点事業課題として、①持続可能な開発目標(SDGs)と関連づけた「JCPA VISION 2025」ビジョン活動の推進、②農薬取締法等農薬規制に関する諸課題への的確な対応、③安全・広報活動の戦略的推進、④スチュワードシップ活動の推進並びにコンプライアンスの確保、⑤農薬業界のグローバル化に呼応した活動推進の5項目を掲げ、「JCPA VISION 2025」活動の継続的強化を通して、日本及び世界の農業の発展に寄与するべく、さまざまな課題に対して農薬工業会の意見等を積極的に発信していく方針でございます。

 世界的には人口の増加が続き、2050年には98億人に達する見込みです。しかし、世界の耕地面積は、ここ数十年ほとんど増加しておらず、優良な種子の開発、かんがい設備の充実、肥料・農薬等の適切な使用により、単位面積当たりの収量を上げて食料供給を支えてきています。一方、日本では、人口減少や高齢化が進行する中、食料の国内需要は減少が進んでいます。国内農業の持続的発展に向けては、国内需要だけを念頭においた農業生産から、世界需要も視野に入れた農業生産への移行が鍵とされています。そのため、ドローンの利活用を始めとしたスマート農業などの新技術導入による総合的な農業生産コストの低減への期待が高まってきています。それらに対応し、現場ニーズに応えた農薬あるいは散布技術を提供することは、当業界の重要な使命の一つと考えております。これらの新技術により労務費の削減や、農産物の付加価値向上を実現することで、市場の拡大とともに農家の収入が増えることを目指してまいります。

 さて、農薬行政に目を転じますと、農薬取締法の一部を改正する法律が昨年12月に施行され、第1弾として再評価制度が2021年4月から始まることとなりました。また、登録時の農薬使用者及び生活環境動植物等に対する影響評価の充実等は第2弾施行として2020年4月に開始されます。農薬工業会といたしましては、農薬の安全性を一層確保することを前提に、防除に有効な農薬の登録が維持され農家に適切に提供されるよう、関係府省と引き続き意見交換を進めていく所存です。さらに、会員各社が今後も研究開発に投資を行い、高品質な農薬を安定して提供し続けることにより、総合的に農業生産コストを低減することに取り組んでまいります。

 最後になりますが、引き続き農薬工業会と会員各社は農薬の安全性への信頼を高め、安全かつ持続的な農産物の生産に資することを通じて社会への貢献を図ってまいります。当会の活動推進のため、皆様方の変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。