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① J IRACについて

J IRAC規約(抜粋:名称、組織、目的、活動内容)
IRAC International 日本支部のページ:https://irac-online.org/countries/japan/

  1. 名称及び組織

    (1)名称

    第1条:本会は、J IRAC(Japan Insecticide Resistance Action Committee の略称)(以下、本会と呼ぶ)とし、日本語訳は「殺虫剤抵抗性対策委員会 日本支部」と称する。

    (2)組織

    第2条:本会は農薬工業会の一機関となり、その規則に従い運営される。本会はIRAC International の日本代表(country group)として、その規則(IRAC Code of Conduct)、Antitrust Guideline を遵守した活動を行う。

  2. 目的及び活動内容

    (1)目的

    第3条:本会は殺虫剤抵抗性管理(IRM)を普及推進することで、抵抗性害虫による被害の発生回避や防除対策を確立し、農作物の安定生産に寄与することを目的とする。

    (2)活動内容

    第4条:本会は前条の目的を達成するために、次の活動を実施する。

    • ①メーカーおよび公的研究機関、指導機関、IRAC International の間で情報交換や協議を行い、殺虫剤抵抗性の管理および対策に関する情報を発信する。
    • ②植物防疫関連の学会、シンポジウム、講演会、セミナーなどの参加・企画をおこない、本会の目的達成のための情報発信・情報収集などをおこなう。
    • ③殺虫剤抵抗性管理(IRM)を幅広い層へ普及するため、本会が作成した資料(印刷物、電子データなど)を関係団体、関係者に配布し活用を促す。これらの資料はホームページに掲載する。
    • ④化学的防除以外の防除技術(物理的防除、生物的防除など)との協調を進め、殺虫剤抵抗性管理(IRM)を組み込んだ総合的病害虫・雑草管理(IPM)、総合的作物管理(ICM)を推進する。
    • ⑤その他目的達成に必要な事項を検討し実行する。

(以下省略)