- はい、一日中、あちこちでロケしたので大変でしたね。すぐそこのスイカ畑でも撮影しました。テレビ局のスタッフは大所帯で、20人以上いましたね(笑)。
- よろしくお願いします(笑)。いろいろ取材の話をいただいて、本当にありがたいことです。でも、こうして全国区になったのは、ここ数年のことです。
- そうです。昭和のはじめに皇室に献上したという逸話もありますが、それはもう伝説です。富里のスイカがブランドになったのは、ここ数年じゃないかな。
- はい。とみちゃんは30年前からがんばっています。ゆるキャラブームのはるか前です(笑)。着ぐるみもありますよ。このキャラクターをはじめ、富里市を上げてコツコツとPR活動を展開してきたおかげですね。それからもう一つ、ブランドづくりに大きく貢献した作戦があるんです。
- その前に、スイカ畑を見に行きませんか。
の畑は今が収穫の最盛期で、80代のおじいちゃん、おばあちゃんから30代の息子まで、一家総出でスイカを収穫しています。
- 重さは4~5kgありますよ。最盛期の今は、毎日500個、250ケースを出荷しています。多い時は700個、350ケース出ることも。
- ええ、機械に入れて磨きます。それからドドーッと倉庫一面にならべて、大きさ、重さ、形状などを揃えて等級別けして、箱詰めするんです。
- 農家で箱詰めされたスイカはJA富里市へ運び込まれ、そこから京浜、東北市場を中心に北海道から京阪神市場まで、日本の広い範囲に出荷されるんです。
- 一番食べてもらいたいのは、地元のみなさんですから。JA富里市産直センターという直販店があって、そこで販売しています。全国へ配送もできますよ。