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栄養たっぷり、栄養価の高い野菜!

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私たちが健康的な生活を送る上で欠かせない食材である野菜には、ビタミン、ミネラルなどさまざまな栄養が含まれています。野菜の種類によってふくまれる栄養は異なりますが、特に栄養価が高いと言われている野菜があります。今回は、特に栄養価が高いといわれている4つの野菜について紹介します。

栄養たっぷり、栄養価の高い野菜!

1.クレソン

クレソンは水中や湿地に生息するアブラナ科の多年草で、主な原産地はヨーロッパ中部です。ピリッとした辛さにほんのりとした苦味が特徴で、ステーキの付け合せやサラダなどに多く使われます。

クレソンは皮膚や粘膜を強くするベータカロテンやビタミンC、骨や歯の構成要素であるカルシウム、心臓機能や筋肉機能を調節するカリウム、貧血を予防する鉄分などが豊富に含まれている野菜です。骨を強化したり血液を凝固させて出血を止めたりするのに欠かせないビタミンKも多く含んでいます。さらに、クレソンが特徴的なのは、カロテンが多く含まれていることで、動脈硬化をはじめとする生活習慣病やガンを予防するのに効果があります。

また、独特の辛味は大根やわさびなどにも含まれるシニグリンという成分で、利尿効果のほか、食欲を増進させる効果もあります。

2.白菜

中国北部が原産地となる、アブラナ科の野菜です。成分のほとんどは水分で、クセがなく淡白な味が特徴です。漬け物やお鍋に欠かせない白菜ですが、値段が手ごろでボリュームがあるので、炒めもの、蒸し料理、サラダなどに幅広く活用することができます。

白菜には、美肌や風邪予防に効果があるビタミンCのほか、余分な塩分を体外に排出してくれるカリウム、体に必要なミネラルである鉄やマグネシウムを多く含んでいます。また、白菜の辛味成分であるイソチオシアネートは、血栓やガンを予防する作用があるともいわれています。

3.ほうれんそう

西南アジアが原産地となるヒユ科の野菜です。どんな料理とも相性が良いですが、おひたしや胡麻和えなどの小鉢料理に使われることが多いでしょう。

ほうれんそうは「総合栄養野菜」とも言われ、ビタミンやミネラル、食物繊維など、さまざまな栄養がバランス良くふくまれていることで有名です。なかでも鉄分とベータカロテンは、牛レバーに匹敵するほどふくまれており、貧血やガン、風邪の予防、美肌効果なども期待できます。油を使って調理すると、ベータカロテンをより効率的に摂取することが可能です。また、赤い根の部分は、骨の形成や健康維持に役立つマンガンが多くふくまれています。

4.チンゲンサイ

チンゲンサイは中国南部が原産地となるアブラナ科の緑黄色野菜で、中華料理の炒めものやスープなどに多く使われています。

ビタミンCやベータカロテンなどのビタミン群、鉄やカルシウムなどのミネラル成分、食物繊維が豊富に含まれています。特に多くふくまれているのがベータカロテンで、活性酸素の働きを抑制することでガンを予防する効果や、風邪の予防にも効果が期待できます。また、ビタミンAは眼精疲労や肌の老化を防ぎ、カルシウムは骨や歯を丈夫にする働きがあります。

野菜にはたくさんの種類がありますが、特に栄養価の高い野菜を摂取することで、効率的に栄養を吸収することができます。健康的な生活を送るために、栄養価の高い野菜を積極的に食べるようにしましょう。