教えて!農薬Q&A

農薬はどうして効くの?

農薬の種類や成分、製造方法、農薬が効く科学的な仕組みなどについて

Q. 有効成分や原体とは何ですか。

 農薬の「有効成分」とは、病害虫や雑草に防除効果を示したり、植物成長に活性を示したりする化学物質を指します。一方、「原体」とは、農薬の有効成分の工業製品をいい、通常、多少の不純物を含むことがあります。

 農薬の有効成分は、多くの場合、化学工場で製造されます。原体の形態は、液体か固体ですが、不純物は製造過程でできるだけ除去され、有効成分の純度が高い製造規格を満足したものが工業製品として流通されます。

 農薬登録に必要な安全性評価では、届出した方法に従って製造した原体を用いることになっており、不純物を含めた原体について安全性を確認しています。原体の製造方法が変わると、不純物が変わってしまうことがあるので、原体の製造は、届出した以外の方法では製造することはできません

参考文献
*日本植物防疫協会『農薬概説』
*日本農薬学会『農薬とは何か』1996、日本植物防疫協会
*農薬用語辞典編集委員会編集「農薬用語辞典」2009、日本植物防疫協会

(2009年8月)

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