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農薬ゼミおさらい講座

関西支部主催:京都で「農薬ゼミ」を開催

京都で「農薬ゼミ」を開催

農薬工業会関西支部では3月4日(木)、京都市の「みやこめっせ(京都市勧業館)」において、主婦を中心とした消費者約200名を対象に、農薬のはたらきと役割、人体や環境への影響、安全性の確保など、農薬について正しく理解していただくことを目的としたゼミナール“お母さん、知って安心、家族も安心 やさしい「農薬ゼミ」”を開催しました。

この「農薬ゼミ」は、従来、農薬工業会本部が行ってきたものとは別に平成17年から支部主催で開催しているもので、9月の札幌(北海道支部)、10月の仙台(東北支部)、11月の宇都宮(関東支部)、2月の名古屋(中部支部)に続き今年度5回目(通算で21回目)の開催となりました。また、従来通り植物防疫関係8団体が共催しました。

近年、食の安全・安心、健康志向の高まりの中で消費者の農薬への関心が非常に高くなっています。そこで、「農薬ゼミ」では主としてお母さんを対象に、松田朋恵フリーアナウンサーの司会で進め、2人の専門家(東京農業大学の本山客員教授、残留農薬研究所の真板理事)が農薬についてやさしく解説し、楽しく学んでもらいました。また、生産者を代表して福知山市在住の伊藤義信さん(JA京都 京野菜部会長)にも登場してもらい、きゅうり・やまのいも栽培の苦労話や農薬の適正使用の実態などを紹介してもらいました。

最後にゼミのまとめとして本山教授は、「消費者や環境への農薬の安全性は、登録制度でしっかり確保されている。農薬使用にあたっては、ラベルをよく読み適正使用に努めることが重要である。消費者と生産者が相互理解を深め、安定した食料生産を維持していくことが大切である」と結び、大盛況のゼミナールは閉会しました。

農薬ゼミ - よくある質問

農薬工業会では、消費者の皆さんに農薬のことを理解してもらうため「農薬ゼミ」などを開催しています。
そこでは毎回様々な質問が寄せられています。その中から、「よくある質問」についてお答えします。