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農薬ゼミおさらい講座

東北支部主催:仙台で「農薬ゼミ」を開催

仙台で「農薬ゼミ」を開催

農薬工業会東北支部では10月8日(木)、仙台市の「仙台サンプラザホテル」において、主婦を中心とした消費者約150名を対象に、農薬のはたらきと役割、人体や環境への影響、安全性の確保など、農薬について正しく理解していただくことを目的としたゼミナール“お母さん、知って安心、家族も安心 やさしい「農薬ゼミ」”を開催しました。

この「農薬ゼミ」は、従来、農薬工業会本部が行ってきたものとは別に平成17年から支部主催で開催しているもので、9月の札幌に続き今年度2回目(通算で18回目)の開催となりました。また、従来通り植物防疫関係8団体が共催したほか、東北農政局、宮城県、全国農業協同組合連合会宮城県本部、宮城県農薬商業協同組合が後援しました。

当日は折からの台風18号の影響で交通機関が終日乱れたにもかかわらず、多くの参加者が駆けつけ、食の安全・安心に対する関心の高さをうかがうことができました。

「農薬ゼミ」では主としてお母さんを対象に、松田朋恵フリーアナウンサーの司会で進め、2人の専門家(東京農業大学の本山客員教授、残留農薬研究所の真板理事)が農薬についてやさしく解説し、楽しく学んでもらいました。また、生産者を代表して岩沼市在住の高橋直紀さんにも登場してもらい、レタス・枝豆などを中心とした野菜作りの苦労話や農薬の適正使用の実態などを紹介してもらいました。

最後にゼミのまとめとして本山教授は、「消費者や環境への農薬の安全性は、登録制度でしっかり確保されている。農薬使用にあたっては、ラベルをよく読み適正使用に努めることが重要である。消費者と生産者が相互理解を深め、日本の食料自給率を高めていこう」と結び、大盛況のゼミナールは閉会しました。この「農薬ゼミ」は来年2月に名古屋市、3月に京都市でそれぞれ開催する予定です。

農薬ゼミ - よくある質問

農薬工業会では、消費者の皆さんに農薬のことを理解してもらうため「農薬ゼミ」などを開催しています。
そこでは毎回様々な質問が寄せられています。その中から、「よくある質問」についてお答えします。