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農薬ゼミおさらい講座

北海道支部主催:札幌で「農薬ゼミ」を開催

札幌で「農薬ゼミ」を開催

農薬工業会北海道支部では2月27日(金)、札幌市の「札幌コンベンションセンター」において、主婦を中心とした消費者約250名を対象に、農薬のはたらきと役割、人体や環境への影響、安全性の確保など、農薬について正しく理解していただくことを目的としたゼミナール“お母さん、知って安心、家族も安心 やさしい「農薬ゼミ」”を開催しました。

この「農薬ゼミ」は、従来、農薬工業会本部が行ってきたものとは別に平成17年から支部主催で開催しているもので、昨年8月の金沢、10月の山形、11月の甲府、12月の神戸に続き今年度5回目(通算で16回目)の開催となりました。また、従来通り植物防疫関係8団体が共催しました。

近年、食の安全・安心、健康志向の高まりの中で消費者の農薬への関心が非常に高くなっています。そこで、「農薬ゼミ」では主としてお母さんを対象に、松田朋恵フリーアナウンサーの司会で進め、2人の専門家(東京農業大学の本山客員教授、残留農薬研究所の真板理事)が農薬についてやさしく解説し、楽しく学んでもらいました。また、生産者を代表して北海道指導農業士で空知郡南幌町在住の本間さんにも登場してもらい、水稲栽培の苦労話や農薬の適正使用の実態などを紹介してもらいました。

最後にゼミのまとめとして本山教授は、「農薬は効果と安全性が国によって認められており、いたずらに不安感を持つ必要はない。日本の農産物の安全性は世界でもトップクラスであり、国内農業を守っていく観点からも、生産者を応援する必要がある。今日は安全について学んでもらったが、安全は科学的・技術的なことであり、安心は考え方である。本日学んだ安全を安心につなげていってほしい」と結び、大盛況のゼミナールは閉会しました。

農薬ゼミ - よくある質問

農薬工業会では、消費者の皆さんに農薬のことを理解してもらうため「農薬ゼミ」などを開催しています。
そこでは毎回様々な質問が寄せられています。その中から、「よくある質問」についてお答えします。