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農薬ゼミおさらい講座

東北支部主催:山形で「農薬ゼミ」を開催

山形で「農薬ゼミ」を開催

農薬工業会東北支部(山形県担会)では10月1日(水)、山形市の「山形ビッグウイング」において、主婦を中心とした消費者約200名を対象に、農薬のはたらきと役割、人体や環境への影響、安全性の確保など、農薬について正しく理解していただくことを目的としたゼミナール“お母さん、知って安心、家族も安心 やさしい「農薬ゼミ」”を開催しました。

この「農薬ゼミ」は、従来、農薬工業会本部が行ってきたものとは別に平成17年から支部主催で開催しているもので、今回で13回目の開催となりました。また、従来通り植物防疫関係8団体が共催したほか、山形県、全農山形県本部、山形県適正農薬販売協会が後援しました。

近年、食の安全・安心、健康志向の高まりの中で消費者の農薬への関心が非常に高くなっています。そこで、「農薬ゼミ」では主としてお母さんを対象に、松田朋恵フリーアナウンサーの司会で進め、2人の専門家(島根大学の山本廣基副学長、残留農薬研究所の寺本昭二理事長)が農薬についてやさしく解説し、楽しく学んでもらいました。また、生産者を代表して果樹農家の滝口博太さん(天童市農業協同組合果樹生産部副会長)にも登場してもらい、おうとう・りんご・西洋なし栽培の苦労話や農薬の適正使用の実態などを紹介してもらいました。

最後にゼミのまとめとして山本副学長は、「農薬を含めた化学物質全体のリスクというものは、リスクがあるかないかではなく、何はどれだけリスクが大きいのか、小さいのかといったことを落ち着いて考えていくべきである。日本の食料を安定的に確保するためには、農薬を適正に使用することによって食料生産を維持していくことが大切である」と結び、大盛況のゼミナールは閉会しました。この「農薬ゼミ」は11月に甲府市、12月に神戸市でそれぞれ開催する予定です。

農薬ゼミ - よくある質問

農薬工業会では、消費者の皆さんに農薬のことを理解してもらうため「農薬ゼミ」などを開催しています。
そこでは毎回様々な質問が寄せられています。その中から、「よくある質問」についてお答えします。