トマトは野菜の中でも糖度が高いのが特徴です。トマトの皮の黄色い色素にはカロテンが、赤い色素にはリコピンが含まれています。
16世紀にトマトがヨーロッパに伝わって以来、現在までに世界各地でさまざまな品種がつくられました。 多くの国で広く料理に使われ、世界でもっとも愛されている野菜のひとつです。フランスでの愛称も”愛のりんご”。イタリアでは”黄金のりんご”とも呼ばれます。
さまざまな料理に使われる理由は、うまみ成分「グルタミン酸」。果肉よりも種のまわりのゼリー部分に多く含まれています。 加熱すると甘みやうまみやコクが増すので、煮込みやスープなどでも大活躍します。
青いトマトは常温、赤いトマトは冷蔵庫。
でも、冷やし過ぎは禁物!
青いトマトは低温で保存するとよく、甘みや風味がしっかりとつきません。
青いトマトは冷蔵庫には入れずに常温で2~3日ほど置きましょう。
逆に、赤いトマトは常温下だと2~3日で栄養素が失われていくと言われています。ポリ袋やパックのまま冷蔵庫へ。ただし5℃以下だと低温障害が出てしまうので、野菜室で保存を。
フリーザー用バッグに入れて丸ごと冷凍しておけば、電子レンジで解凍したときに皮がむきやすく、煮込みやスープを作るときに便利です。