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一人暮らしの野菜不足はどのように解消すればいいの?

※このページは、WEB情報として公開されている気になるテーマをまとめたものです

実家暮らしをしていたころはきちんと1日3食とっていたけれど、一人暮らしを始めたら食生活が変わり、野菜不足になったという人は少なくないようです。一人暮らしを始めると、なぜ野菜不足になってしまうのでしょうか。また一人暮しの野菜不足は、どのように解消すれば良いのでしょうか。今回は、一人暮らしの野菜不足になる原因や解消する方法についてご説明します。

一人暮らしの野菜不足はどのように解消すればいいの?

なぜ一人暮しは野菜不足になるのか?

一人暮らしを始めることで生活習慣が変わり、食事の回数が減ってしまったり、生活費を節約しようと偏った食生活になってしまったりと、食生活が乱れがちになります。

自炊をする場合でも、カレーやラーメン、丼ものなど、ひと皿で完結する簡単な料理のみですましてしまい、野菜を使ったサイドメニューは作らないという人も多いでしょう。また、自分の好きなものばかり食べてしまうということも、野菜不足につながる原因と言えます。

野菜は1日にどれくらい摂取したらいいのか?

厚生労働省が推進する健康作り運動「健康日本21」によると、大人が1日に摂取する野菜の理想的な量は、約350g以上と言われています。以下で、野菜を使った料理をいくつか挙げるので、こちらを参考に毎日350g以上の野菜を食べるようにしましょう。

野菜70gをひと皿に置き換えることで、「1日5皿以上」と考えられるため、わかりやすくなると思います。小鉢の料理は1皿分、大皿の料理は2皿分として数えて、1日あたり合計5皿分以上を食べるようにしましょう。

  • 青菜のおひたし(小鉢1つ)……1皿分
  • 野菜サラダ(1皿)……1皿分
  • かぼちゃの煮物(1鉢)……1皿分
  • 生春巻(1本)……1皿分
  • 野菜炒めや煮物など大皿料理(1人前)……2皿分
  • 野菜カレー(1人前)……2皿分

面倒な野菜料理の時短テクニックについて

野菜は皮をむいたり、ゆでたり、下処理が必要なことも多く、調理が面倒になってしまい、結局冷蔵庫の中で腐らせてしまったという経験をお持ちの人も多いのではないでしょうか?ここでは、誰にでも簡単にできて、時間も短縮できる野菜料理の「時短テクニック」をご紹介します。

あらかじめ切っておく

キャベツ、大根、ごぼう、にんじん、たまねぎなど比較的大きな野菜や、根菜などの固い野菜は、食べやすい大きさに切ってから保存袋に入れておけば、調理をする際にすぐに使えます。味噌汁、炒めものなどは、特に簡単にできるようになるでしょう。

さらに、切った野菜は冷凍保存をしておくと、長い間保存できるようになるので便利です。冷凍しても栄養素がこわれにくい野菜としては、かぼちゃ、カリフラワー、小松菜、とうもろこし、いんげん、パセリ、大葉、ピーマンなどがあります。

漬けておく

キャベツ、セロリ、にんじん、きゅうりなどは、食べやすい大きさに切って保存袋やガラス瓶に入れ、塩や漬け物の素などを加えると、漬け物やピクルスにすることができます。サラダは毎回作らなければならないので面倒に感じるかもしれませんが、漬物は一度作れば、その後は長く保存ができるので、いつでも手軽に野菜が食べられるようになるでしょう。

一人暮しにおすすめの野菜を使ったレシピ

一人暮しの人におすすめしたい、手軽でおいしい野菜料理をご紹介します。

鮭缶と野菜のレンジ蒸し

食べやすい大きさに切ったキャベツ、たまねぎ、にんじん、しいたけの上に、鮭缶の中身をまるごとのせてラップをし、電子レンジで約3~5分蒸します。マヨネーズやポン酢をかけて味付けをしたら完成です。

お手軽バーニャカウダ

バーニャカウダの作り方は、アンチョビとにんにくみじん切り、オリーブオイルソースを加熱してソースを用意し、パプリカ、セロリ、きゅうり、にんじんなどを細長く切るだけです。

パスタ入り野菜たっぷりスープ

にんじん、たまねぎ、ピーマン、ベーコンなどを細かく切り、オリーブオイルで炒めます。鍋にトマト缶と水入れて、炒めた食材と小さめのマカロニを加え、マカロニが柔らかくなるまで煮たらできあがりです。

一人暮らしを始めると、忙しさを理由につい食事をとることがおろそかになってしまいがちです。時間がなくても、体のためには野菜をきちんと摂ることが大切です。手軽にできる野菜料理を少しずつでも取り入れて、健康的な毎日を過ごしましょう。