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栄養がつまった干し野菜の作り方!

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素材の味を楽しむことができますし、栄養がしっかりと詰まっているので、新鮮な生野菜は多く食べた方が良いでしょう。しかし、「干し野菜」にして食べる方法にも、注目してみてはいかがでしょうか。干し野菜は栄養価や旨味が高く、誰でも手軽に作れるため、試してみない手はないと言えるでしょう。今回は、簡単に挑戦できる干し野菜の作り方についてご説明します。

栄養がつまった干し野菜の作り方!

干し野菜とは?

干し野菜とは、野菜を乾燥させたもののことで、生野菜よりもうまみが凝縮されて味がおいしくなったり、栄養価が高くなったりします。また、水分を飛ばして乾燥させることで、長期間の保存が可能になります。

また、干し野菜は乾燥の度合いによって、呼び方が変わります。半日~1日程度乾燥させたものは「セミドライ」と言い、生野菜より味がしっかりとしていることが多く、保存期間は生野菜とほぼ同等です。

数日~1週間ほど乾燥させたものは「フルドライ」と呼ばれ、生野菜よりも腐りにくく、ものによっては半年以上保存することが可能になります。

干し野菜を作るのに適している野菜は?

干し野菜を初めて作る人におすすめしたい材料は、生野菜と味のギャップが大きく感じられる、きゅうり、大根、白菜など。生野菜では味わえない旨味と食感を楽しめるので、ぜひ試してみてください。

基本的にどんな野菜でも干し野菜にできるので、冷蔵庫の空き具合や各材料の賞味期限などを見て、干すものを決めると良いでしょう。買ってきた野菜を全部使い切るのはなかなか大変なので、料理に使いきれなかった野菜は、しっかりと干して長期保存をすることをおすすめします。

野菜の切り方について

干し野菜を作るときの切り方については、特に決まりはありませんが、干した後にどう使うかを考えて、切り方を変えると良いでしょう。

短時間で乾燥させたい場合には、薄めに切るのがポイントです。また、皮と身の間に栄養が豊富にある野菜は多いので、皮付きのままで干してみても良いですね。

セミドライにして当日の晩ごはんに使うつもりなら、野菜を肉厚にすることで、旨みと食感を味わうことができます。薬味にして長期保存することが目的であれば、細かく刻んで乾燥させた方が使い勝手も良くなるでしょう。

野菜の切り口に水分が残っていると、そこから傷んで腐ったりカビが生えたりすることもあるので、野菜を干す際は、キッチンペーパーなどで水気を拭き取るようにしてください。

野菜の干し方について

屋内で日当たりがいい場所に置いて干すという手軽な方法から、外で直射日光を浴びさせる天日干し、器具や家電製品を使ったやり方など、干し野菜作りにはさまざまな乾燥方法があります。

干し野菜を作る基本的な方法は、通気性が良いザルや網の上に野菜を乗せて、置いておくだけです。室内で干す場合は、扇風機を使って風に当てる、日差しが入る場所に置くなどすると乾燥しやすくなります。天日干しをする場合は虫や鳥が野菜を狙いに来るので、これらから野菜を守らなければいけません。そういった場合は、天日干し用のネットを使うと安全に干し野菜を作ることができます。

野菜を干すときは、野菜が数枚重なってしまわないように並べましょう。干す時間帯は、日光が強く照っている、午前10時~午後3時の間が最適です。

素材の旨みと栄養価が高くなる干し野菜を、日々の生活に取り入れることをおすすめします。基本的な作り方さえ覚えてしまえば気軽にできるので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。