野菜を冷凍保存する時のポイントについて!

野菜を冷凍保存する時のポイントについて!

野菜の冷凍保存は、できるだけ新鮮なうちに小分けして保存するのがコツです。乾燥や酸化で品質が落ちないよう冷凍保存専用のフリーザーパックに入れ、しっかりと空気を抜いてから冷凍するようにしましょう。冷凍庫内では、野菜を劣化させる微生物の活動がストップすることにより鮮度が保たれ、野菜の種類によっては常温のときよりも栄養価がアップするものもあります。つい買い過ぎてしまった野菜も冷凍保存をしておけば無駄なく使いきれるなど、ほかにも様々なメリットがあります。

葉物野菜の冷凍保存

葉物野菜は、やや固めに茹でてから冷凍保存するのが基本です。使いやすい大きさに切り分けて、水分をよく絞ってからいったんラップで包みます。それをフリーザーパックに入れて空気を完全に抜いた状態で冷凍します。使用する際は解凍せず、そのままお味噌汁に入れたり、炒め物に加えたりすると良いでしょう。
最近では、火を通さず生のまま冷凍する「ダイレクトフリージング」が普及しつつあります。表面の汚れを洗い流し、よく水気を取った野菜を一口大にカットし、フリーザーパックに入れて冷凍する方法です。火を通す手間を省くことができますが、何でも冷凍保存してしまうとすぐに冷凍庫が満杯になってしまうため、要注意です。

きのこ類の冷凍保存

水分を嫌うきのこ類は、洗わず根本を切り落として、食べやすい大きさにほぐしてから、フリーザーパックに入れて冷凍庫に入れます。
きのこ類は、いったん冷凍保存してから加熱処理した方が旨みは増すといわれています。きのこ類に含まれる旨味成分「グアニル酸」は、冷凍保存することで1.5倍ほど増加し、きのこの美味しさが飛躍的にアップするのです。きのこ類の場合、すぐに使う予定があっても、まずは冷凍庫に保存することをおすすめします。

トマトやミニトマトの冷凍保存

トマトやミニトマトは、切らずに丸ごとフリーザーパックに入れて冷凍します。重ならないように並べて袋に入れれば、後で取り出しやすくなります。凍ったまま10秒~20秒水にひたすと、皮が自然にはじけて簡単に剥きやすくなりますので、スープや煮込み料理などに重宝します。調理する際、トマトから溶けだした水分には旨味成分がたっぷり含まれていますので、捨てずに利用するようにしましょう。

薬味の冷凍保存

生姜やにんにく、ねぎ、みょうが、パセリなど、いろいろな薬味を冷凍保存することができます。これらの薬味は、小口切りにした後、1回分ずつ容器に入れるか、フリーザーパックへ平らに入れるようにします。フリーザーパックに入れた薬味は、袋を軽くもんだり振ったりすることで、簡単にほぐすことができます。ただし、水気がついたまま冷凍すると、薬味が凍り付いてうまく取り出せなくなってしまうため、キッチンペーパー等でしっかりと水気を取ってから冷凍するようにしましょう。

冷凍保存した野菜は2週間~1カ月を目安に、できるだけ早めに使い切るようにします。長期間保存することにより野菜が腐る心配はありませんが、2カ月前後になると、野菜の表面が乾燥してぱさついた状態になる「冷凍焼け」を起こしてしまうかもしれません。冷凍した野菜を入れた袋に日時を書いておくと、いつ頃までに食べきれば良いかが分かり便利です。